安定ヨウ素剤、富岡町は3/12、3/13に配布、配布数は不明。三春町は3/15に住民に配布、「服用する時期は役場でお知らせします」とした文書を併せて配布、配布の際に服用を指示、7248名に配布。楢葉町・川内村・双葉町については配布はされているものの、配布日時・配布者数は不明。
いわき市は3月18日から自治体の判断で住民に配布している。また、3月21日に原子力災害現地対策本部から県や関係市町村に対し、安定ヨウ素剤の服用は本部の指示を受け、医療関係者の立会いの下で行うものであり、個人の判断で服用しないよう指示が発出されている。
三春町が国・県の指示なく安定ヨウ素剤の配布・服用指示をしていることを知った福島県保健福祉部地域医療課の職員は、3/15の夕方、三春町に対し、国からの指示がないことを理由に配布中止と回収の指示を出したが、三春町はこれに従わなかった。
福島県は3/14、原発から約50km圏内の全ての自治体に安定ヨウ素剤を配布することを検討し、対象地域の40歳未満の住民一人当たり2錠を各市町村に配布することを決定した。浜通りと中通り地区を対象に、3月20日までに錠剤だけで約100万錠の安定ヨウ素剤を、各市町村に配布した。
東京電力福島第一原子力発電所事故に対する防護措置等の対応について
http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/senmon/shidai/bousin/bousin2011_07/ssiryo1.pdf
原子力規制委員会
http://www.nsr.go.jp/
葛尾村に安定ヨウ素剤の備蓄はなく、配布・服用はしていない。
QT 平成24年6月9日 福島現地視察報告書 http://bit.ly/Np5MSp
福島県は昨年3月12~16日の間、SPEEDIの試算結果86通を受け取りながら、職員がメールの大半を削除していた。委員から情報管理の不備を指摘されると「(他にも)たくさんの資料が入っていた」「国から指示が来ると思っていた」と弁明した。
1号機などの水素爆発で、県が直後に情報を把握しながら、関係自治体には伝えられなかったことも指摘された。佐藤知事は「万全の態勢をつくっていたが、通信網が途絶えていた」と述べた。
事故直後、県が独自に原発から半径2キロ圏内の住民に避難を求めたことについて、佐藤知事は「国の対応を待っていては県民の安全を守れないと決断した」と説明。
http://www.47news.jp/47topics/e/229784.php
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